[PHP]Local by Flywheel で簡単にWordPressのローカル開発環境を構築

WordPress のテーマやプラグインの開発環境を準備するには、Local by Flywheel を使うと難しい作業を行うことなく簡単に環境構築ができます。

このツールは Mac と Windows の両方に対応していて、それぞれ専用のインストーラーが用意されているので公式サイトからダウンロードすればすぐにインストールできます。
Local は内部的に Virtualbox と Docker を使っており、複数の WordPress サイトを管理することができます。サーバーは NGINX または Apache を選択でき、PHP のバージョンや サイトの URL 等もすべて Local の設定画面から変更できます。

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[PHP]DockerでPHP, MySQL(MariaDB), nginxを使ったローカル開発環境を構築する

Docker とは軽量な仮想化環境を構築するためのツールで、ウェブサーバーやデータベースなどの機能に関連するコンテナーを組み合わせればウェブサイト制作のためのローカル開発環境を簡単に構築することができます。

一般的にローカル開発環境を作る場合、使っているコンピュータ(ホストOS)に直接ウェブサーバーやデータベース機能をインストールするか、Vagrant + VirtualBox を使ってコンピューター上にもう1つの仮想の OS(ゲストOS)をまるごとインストールし、その中に環境を構築していました。

ホストOSに直接開発環境を揃える前者のやり方はマシンによって構築方法が異なったり、バージョンの切り替えが難しかったりするなど、開発チーム内で構築方法を揃えるのは困難でした。

ゲストOS上に Linux(Ubuntu や CentOS など)をインストールし、その中に環境を構築する後者の方法は本番環境とほぼ同じ状態を再現できるため人気がありますが、1台のコンピュータ上で2つの OS を稼働させるには高性能なコンピュータとリソースが必要となります。

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[PHP]2018年現在使っているおすすめの開発ツール・開発環境(Mac)

PHPでの開発を始めた頃と現在では随分使っているツールや開発環境が変わってきました。
そこで現在主に使用しているものを紹介してみます。

開発機

MacBook Pro (15-inch, Early 2011)

ものすごく古いマシンなのは承知していますが簡単にメモリやストレージを増設できるので重宝しています。メモリを 16GB に増設し、ハードディスクを SSD に換装したのでまだ使えますが、グラフィックメモリが 256MB しか無いので時間の問題です。もう少し新しいモデルも持っているのですがメモリが増設できないため(8GBでは足りませんでした)そちらは使っていません。

IDE, テキストエディタ

PhpStorm

もはや説明不要ですが JetBrains の PHP 専用 IDE です。これの代わりになるものは無いと思います。
最新バージョンの PHP や各種フレームワークへの対応も早いので安心感があります。

Visual Studio Code

Microsoft がオープンソースで開発しているテキストエディタです。
一時期 Atom を中心に使っていましたが現在は完全にこちらです。
プラグインがひと通り出揃ったので構文エラーのチェックや定義への移動など本格的な事もできます。

ローカルサーバー, データベース

Vagrant

Cent OS 7 を Virtual Box で利用しています。最初の構築が大変ですが自由度が高いので好きなようにカスタマイズできます。サーバー自体の勉強にもなるので触れておいて損はないと思います。
今は使い慣れた Apache で動かしていますがいずれは nginx も覚えないといけないなと考えています。

Valet

Laravel が作ったローカル開発環境です。MAMP に近いものではありますが、ホスト名とフォルダの割当てが簡単にできるのでかなり楽です。詳細なサーバー設定が必要ないのであればこれで十分です。

その他開発ツール

SourceTree

GitHub や BitBucket のリボジトリを管理する定番のツールです。
ターミナルで十分な時もありますがブランチの状況やコンフリクトの確認がしやすいので持っていると心強いです。

Postman

POST, GET などのリクエストをテストするためのツールです。Ajax 処理や API 開発の際にあると便利です。

Sequel Pro

GUI でデータベースを操作するためのツールです。ちょっとした修正や正しくテーブルが作られているかの確認に使ったりします。

ForkLift

2ペインに分割できる Finder のようなアプリケーションです。不可視ファイルの表示/非表示が簡単にできるので見やすいです。一応ファイル一括リネームや FTP 用のツールにもなります。

グラフィック

Photoshop

なんだかんだで手放せないツールです。Affinity Photo なども試しはしたものの他の方とデータをやり取りするのに不便なので変えられません。
主な用途はバナー作成や写真の加工です。以前は装飾されたボタンや文字を作るのに使うことが多かったですが最近はシンプルなデザインがほとんどなので立体的な文字や透明感のあるボタンなどは需要が減ってきました。

Illustrator

ロゴやアイコンを作るのに使用しています。JavaScript で自動処理ができるので各アイコンを一気に SVG として書き出すなどの処理が簡単にできます。最近ではウェブでもベクター画像を取り扱うことが珍しくなくなったので使う機会は多いです。

Sketch

ウェブデザインを組み上げるには Sketch を使っています。Photoshop で加工した画像や Illustrator で作ったロゴなどを配置してレイアウトを作ります。
ヘッダーやメニュー等のパーツの使いまわしや修正に強いのが便利です。最近はページをリンクさせて遷移のプレビューができるといったプロトタイピングツールとしての機能も追加されたのでサイトの雰囲気を確認するのにも役立っています。